FP2級に合格するポイント(暗記を制する者は資格を制する)
暗記は得意ですか?
FPの試験は暗記が重要
私は暗記というと中学時代苦手な歴史の授業の一夜漬けをしたことを思い出します。
はい、私、暗記は大っ嫌いです
単純な作業感というか、
ただただ
面倒くさい作業って思ってしまうんです
FPは暗記する事が多い試験
FPの試験は社会保険、税金、不動産や金融資産など、覚えることがたくさんあります
例えば
消費税における簡易課税制度を利用できるのは基準期間における課税売上高がいくらの事業者か
という問題があったとします
【答えは5000万円以下】
こういったただ、数字を覚えて答えさせる問題をFPは数多く出題します。
そこで苦手な人がとってしまう行動って
「覚えるならあとでいいからとりあえず先に進もう」
という選択ではないでしょうか
暗記=面倒くさい
暗記=覚えるだけならいつでもできる
これは悪魔のささやきです。
悪魔のささやきだと思う理由
私が悪魔のささやきだと思う理由① 覚える箇所が非常に多い
先ほどお話ししたようにFPは覚える項目がとても多い試験です。
しかも専門職の高い項目を広範囲で勉強しなくてはならない試験です。
勉強=理解優先
等と思っていてはその試験範囲の広さに打ち勝つことはできません。
私が悪魔のささやきだと思う理由② 一夜漬け…は考えないほうがいい
定期テストの前の様に暗記項目一夜漬けすれば何とかなるかもしれない…
そう思っていませんか…?
そう甘くはないですよ(笑)
まず第一に言い方が悪いですが、自分の脳は劣化します。
若い時はすぐに覚えられていても、昔のようにはなかなか覚えられるものではありません。また、若い時といってもその時も授業などである程度の予備知識や前段階があってこその一夜漬けだったはずです。
また、人間は忘れる生き物だという事です。
私には未就学の子どもが2人いますが、子どもは平仮名や数字を覚えるのに何度も何度も繰り返します。
一度覚えて忘れて、また覚えて忘れて、少し覚える
それを繰り返すことで少しずつ覚えます。
それはいくつになても同じことで、何度も忘れて思い返すことで記憶になっていくものなのです。
私が悪魔のささやきだと思う理由③ 仕事に活かすなら、、、数字はとても大切
FPの資格を取ると、その資格を生かす働き方が出来ます。
ですが、お客様の質問は数字や暗記がかかわる部分がとてもよくあります
例えば、相続税の問題で
相続税の免税になる金額はいくらまでだっけ?
等という質問はよくある事ですが、いくらです!
と即答できないとお客さんからの信用は一気に下がってしまいます。
社会人として、また資格保有者としても気を付けなくてはいけないところです
私が悪魔のささやきだと思う理由④ 暗記をしてこそ理解が進むことがある
FPの試験範囲の広さは何度もお話してきました。また、試験範囲の広さもお話しした通りです。
その広い試験範囲を1ページ1ページ理解していては正直時間がいくらあっても足りません。
人間は忘れる生き物です。
1ページ1ページ理解していくうちに初めのほうに勉強したことはどんどん忘れます。
それでは努力が水の泡です。
そう考えると、めんどくさい「暗記」ですが、覚悟を決めて覚えることは一番効果が期待できる勉強法だとは思いませんか
FP2級に合格するために必要な勉強時間は何時間?勉強に必要なマインドとは?
FP2級合格に必要な勉強時間は300時間
勉強しているとき、勉強時間は意識していますか?
FP2級合格に必要な勉強時間は一般的に300時間といわれています。
これは、FP3級合格に必要な勉強時間と言われている150時間の倍の時間になります。
そういう私も、合格までに300時間を少し超える時間まで勉強しました。
2級のテキストを手にしたとき
「え、、、、こんなに分厚いの・・・?」
そう思った人も多かったのでは。
FP2級はFP3級と全然別物だと思ってください。
難易度が全然違います
「3級は楽勝だったし、2級も行けるでしょ♪」
そう思っていると痛い目を見るかもしれません…
勉強時間300時間をこなすことがなぜ重要なのか
先ほど私は「勉強時間は意識していますか?」「FPに合格するには300時間必要ですよ」という事をお話ししました
ではなぜそのようにいうかというとそれには理由があります。
300時間、勉強するとしたら、それは何日必要なのでしょう?
もちろん、一日は24時間しかありませんから1日じゃ無理ですよね。
じゃあ、300時間÷24時間で、12日とちょっと?
人間には無理でしょう
そもそも勉強だけではなく私たちの生活にはいろいろやるべきことがあります。
睡眠、食事、仕事、や育児や介護がある人もいるでしょう。
そうした中で自分がどうやって300時間作り出すのか。
合格するために一番重要なことは「継続する事」と私は考えます。
継続するために必要な事
継続するためには
・一日どのくらい勉強するのか
・何を勉強するのか
・何時から何時まで勉強するのか
それをぜひ決めてください。
勉強内容を決めておくことで勉強を始めた途端「何をしよう・・・」と考え込むこともなくなりますし、時間を決めることで体が徐々に慣れ始めて頭もしゃきっとするので、目標の設定は必ず行うようにしてください
FP2級を取ったら起こるいいこと教えます
モチベを維持するためにFPを取ったらどんないいことがあるか考えてみる
2級FP技能士きちせえりと申します。
私は2016年に3級FP技能士、
2017年に2級FP技能士の資格を取得しました。
FPに挑戦しているって聞いて
何をする人のことかすぐ思い浮かびますか?
ファイナンス(Finance)…
財政上の、会計上の、金銭上の、金融に関係する
プランナー(Financial Planner)…
企画係、立案者、設計者
直訳するとこんな意味ですよね。
なんとなく
「お金の計画をする人なんだな」
って感じですね
FPって何をするのか
FPって何の役に立つのか
勉強するときに意識をすると
モチベーションが保てます
FPってどんなことに役に立つの?
ところで
あなたはどうしてFPの資格を取ろうと思いましたか?
- 仕事に関係があるので自主的に取ろうと思った
- 自己研鑽のため
- ブログやTwitterなどので興味を持った
- 資格マニア
- 会社からとるように言われた
様々な理由があると思いますが
FP(ファイナンシャルプランナー)は
会社で資格取得をするように言われる場合や、
就職・昇進に有利に働く資格でもあります。
では、
なぜ会社はこの資格を取らせたがるのでしょう
それはFPが実生活に直結している資格にほかなりません
FPは生活に密着した資格
FPで勉強する事は
- 税金
- 保険
- 社会保険
- 不動産
といった
専門性の高いものを広範囲に取り扱います。
これらの知識は私たちの生活に欠かせないもの
「絶対に必要な知識」の集まりなのです
そのため、社会全体の勉強にもなりますし、
様々な専門分野への足掛かりにもなります。
就職や昇進に有利になる職種は様々
実際に求人を検索してみると
FPの有資格者を優遇している仕事は様々あります。
一例としては、
- 生命保険・損害保険の営業
- 設計士
- ライフアシスタント
- 不動産販売専門営業
- 税理士補助
などがあります。
実際私の仕事も税理士補助です。
実際に働いてみて
FPを取る前と取った後の仕事の理解度は全然違います。
FPは実生活に本当に役に立つ資格です